V6「Toughness」への想い

冬の訪れを感じるこの良き日に丸26年の月日をV6として迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。

2021年11月1日でV6の解散が発表されてから、V6ファンとして何ができるだろうかと色々考えましたが今年のコンサートの感想や、これまでの思い出って語られ尽くしていると思うので、自分ができることを。

私が一番好きな楽曲、「Toughness」についての想いを綴り、これを送辞とさせて頂きます。

▶︎Toughnessとは?

V6/Toughness(読み:タフネス)

1998年8月5日avex traxより発売された 3rdアルバムA JACK IN THE BOX収録曲。その10曲目がタフネスです。
作詞は山田英美氏 作曲は和泉一弥氏。*1
2人でライブをやっていたこともある、素敵なコンビでいらっしゃいます。

toughnessの意味
音節:tough・ness 発音記号・読み方:tʌ́fnəs
名詞
堅いこと,丈夫なこと;頑丈,屈強;不屈;(仕事などが)きついこと,難しいこと
→ここでは「不屈」がぴったりだと思います。

▶︎歌詞

歌:V6
作詞:山本 英美
作曲:和泉 一弥

Lai・・・・・
だってイイじゃない もっとイイじゃない 止めちゃうなんて つまんない
なんか言っても 誰が言っても グッとこらえて 走れ

ちょっとくらい はみ出しても 笑われても そんなこと
意味のない Ruleなら 立ち向かって 行こう

1%の可能性だって 試してみなけりゃワカンナイ 四六時中 朝・昼・夜 頑張ってみれば
何かがきっと見えてくるだろう わかってくるだろう
YES, NO! 明日はそんなに 悪い日にはならない

あきらめないで ぶつかるのが 僕らのSTYLE 中途半端なままじゃ 面白くない
投げださないで ぶつかるのが 僕らのSTYLE いつも 飛べないまま 終わりにしたくない

だってイイじゃない もっとイイじゃない 恋したって 傷ついて 泣いたって
そんなことも バネにする Toughな心 持とう

思い通りにいかないからって 背中向けるのはナサケナイ 弱音をはいても 近づかないだろ DREAM!
主役は自分さ 自分の人生 脇役なんてなれるはずない 落ち込むだけ落ち込んだら もう一度 SMILE!

あきらめないで ぶつかるのが 僕らのSTYLE しょうがないことだよと 決めたくない
投げださないで ぶつかるのが 僕らのSTYLE そうさ 熱い胸に 嘘はつきたくない

あきらめないで ぶつかるのが 僕らのSTYLE 中途半端なままじゃ 面白くない
投げださないで ぶつかるのが 僕らのSTYLE いつも 飛べないまま 終わりにしたくない

Lai・・・・・

歌詞の遠回りするニュアンスがネガティブで根暗な自分はだいすきで。
愚直でいて回りくどい歌詞の表現にお気づきでしょうか。
これ”頑張れ”でいいじゃん。
投げ出さないでやなくて”向き合え”でいいじゃん。

これよく見ると、全部を通してポジティブな否定表現なんですよ。サビだけでも”ない”の打ち消し表現が目一杯つめこまれている。
Toughnessって、わりと真剣にシブがき隊のNAI・NAI16の近しい親戚だと思っている。


気持ちいくらい端的な考察

シブガキ隊「NAI・NAI 16」トンチキソングの起源、その歌詞を真面目に考えてみた! | 1982年 | Re:minder - リマインダー https://reminder.top/484029916/

婉曲した表現で反抗期を想起させる少年のようなAメロにカミセンを、色々経験したんだろうなって感じる達観したBメロにトニセンを感じつつも、歌い分けはまさかのAメロにトニセン、Bメロが”カミセンのラップ”で、むっちゃ”かる〜く”聞こえるのが革命。ここが、カロリー高めな歌詞でいて、すごくインスタントに聴ける所以だと感じています。


▶︎メロディー


Lai La Lai Lai Lai〜から始まるキャッチーさ、
意味も無いかけ声でいて耳に残るリズムだけを残して行く80年代歌謡節!

ライライの間に入ってくるデンデデンデンデ!とSEを彷彿させるシンセサイザー
そのバックに聞こえるおっさんのかすかな英語*2という90年代ヒットソングの謎テンプレ!

トニセンの甘い落ち着きのある熟成されたジャニーズ発声が心地よいAメロからの、
新しい風を感じるBメロのまだ幼く発展途上なカミセンラップ。

未完成なニューウェイブアイドルが泥臭くも世の最先端を駆け抜ける感じが
随所に散りばめられています。


A JACK IN THE BOXのアルバム曲でありながらとてもポップで耳に残りやすいキャッチーさが頭に残るんですよね。
この3rdアルバムって全体的を通してなんだけど、多感な思春期が前面に出ている感じがとても好きで、(まああの…上の二人はすでにアラサーなんですけど…)
ヒット曲であるWA〜収録アルバム以降の、「いや、俺たちね、合唱曲を歌う王道大衆アイドルにみえてるでしょうが違いますぜ」なんてとんがり具合も感じるといいますか。

コンビ曲も、告白してもないのにフられる坂剛曲、キスだけで舞い上がりまくる長岡曲、ジャングルでどんちゃん騒ぎするいの健曲といい、いい具合にトンチキラインナップですよね。

ちなみに作曲担当の和泉一弥さんの最近のAKB48提供曲もやっぱりどこか80年代歌謡のベースが見えるのでおすすめです。バラの果実、たまんないです。ジャニーズ楽曲でいくと光GENJIの93年「きっと愛し合える」、95年ラストシングル「Bye-Bye」などを提供してらっしゃいます。

▶︎ライブでの幅広い汎用性

98年から04年までV6のコンサート定番楽曲としてジャニーズアイドルのコンサートにあるあるの「寸劇タイム」にこの曲はよく使用されていました。

学校へ行こう」のタイアップで、各自あるキャラの仮装パーティーの曲にしてみたり、
急な尿意にトイレに走るリーダーの応援歌としてコンサートでは大盛り上がりしていましたね。

飽きさせない構成・演出には清と濁が存在すると学んだことがあるのですが、まさにToughnessはメロディの熱さと想いとは裏腹に完全にネタの「濁」を演出するのに欠かせない存在でした。

ダンスの「投げ出さないで」のフリがどうやってみても何もかもを投げ出しているようにしか見えないのもまたお気に入りポイントです。
ライブでのパフォーマンスは、現存する映像であればLIV6で観れます。逆にこれ以外、確実にみれる映像はないです。6年も歌ってたのに。

LIV6 - DISCOGRAPHY | V6 Official Website
http://avex.jp/v6/discography/detail.php?id=165

▶︎Toughnessの思い出

上記の通り、6年間V6のコンサートで歌われていた過去がありますが、自分自身、Toughnessを生で見ることはついぞ叶いませんでした。そんな新規でも、大切な思い出がひとつ、あります。

忘れもしない6年前の2015年7月29日。
デビューシングルから最新シングルまでが収録された集大成のベストアルバム発売日に生放送された、ミッツマングローブさんのANNG「勝手にV6祭」*3にてなんと、
この曲「Toughness」をミッツさんが"V6ナンバーワン"と前置きしてかけられたことがありました。

最強の理解者おった・・・・・

前奏の巻き戻し「ソバババ」音でおとなげなくリビングのフローリングに膝ついたのも昨日のことかのように思い出します。当時でも2、300とあるV6の楽曲から選曲してナンバーワンという曲の前置きだけで天にも昇る心地だったのですが。
曲後、やたら「Toughness」に対して圧の強い内容のメールが読まれました。
「この人の熱すごいな〜・・あれ、これ私が書いたやつじゃん!」
なんなら100%同意というお言葉をミッツさんから頂き、少しだけ調子に乗ったのも良い思い出です。

補足しておきたいのは、あくまで当時の個人的思い出を見出したというわけではく、理想のアイドル像という枠組みがあって、その理想形に一番ハマった楽曲に感じたことが好きの理由なのかなと思ってます。


その理想のアイドル像っていうのを端的に言うと、ベーシックなジャニーズアイドルの骨組みを生かしつつ、オリジナリティーを肉付けし完全体に進化するまでには至らない発展途上な感じ。そこ。
日本のアイドルの一番推しどころは発展途上さ。その心理こそアイドルだと思っている節があって。だからラジオでミッツさんも言っていた、泥臭いけど完璧。未完成にしてこの楽曲が完璧なんだと思うのです。その大前提にはV6というグループが好きという想いがあるのですが。

▶︎最後に

V6は、流行に敏感に対応していける柔軟性こそ売り*4だとおもっているので、今の時代にToughnessがはまってるとは言えないし、個人的な嗜好があってこそ完璧だと感じる一曲のお話でした。
どの時を見てもやはり今が一番。今日がV6の中で一番最高。それがV6。そう言わしめてしまうのもV6。

今日でV6という屋号でのチームは解散になりますが、彼らの人生はまだまだ折り返し地点でしかないので。いくつになっても「僕らのSTYLE」を貫けますように。

最後になりましたがこれからのV6メンバーの皆様のご活躍とご発展を心よりお祈り申し上げ、送辞とさせていただきます。勤続26年、お疲れ様でした。夢のような時間をありがとう!


2021.11.1

*1:ちなみに自身が和泉さん楽曲で初めて聴いたのは「Rainy Lazy Morning」でした。今や演者側がフィーチャーされることは珍しくないですかその当時のパイオニア、某アニメーションから派生された俳優さんユニットのキャラクターソングのセカンドアルバム一曲目。心はサムライがヒント。

*2:小室ファミリーTWO-MIXこそ90年代後半の流行歌の典型だと思っている私の、偏った印象

*3:放送日:2015年7月29日 喋り手:ミッツさん 選曲:ミッツさん 構成:ミッツさん 演出:ミッツさん。熱量がガチなVオタが公共の電波をジャックしているだけの回、ちなみに同時刻V6本人らが出演している夏のFNS歌謡祭も放送されていました。

*4:レーベルがレーベルってのもあるけれど

TVガイドPERSONさん公式ツイッターによるA.B.C-Zファースト写真集「五つ星」取材秘話まとめ①〜130

A.B.C-Zファースト写真集「五つ星」 <初回限定版> (TOKYO NEWS MOOK) A.B.C-Zファースト写真集「五つ星」<通常版> (TOKYO NEWS MOOK)

追記6月5日:全130秘話追加
目次

はじめに

巷ではジャニーズ事務所の肖像権の厳しさを逆手にとり、工夫を凝らした撮影風景時のレポートをSNSで発信する、雑誌広報が流行している。*1

今回この、まだまだ歴史の浅い文化のさらなる可能性を切り開くパイオニア的雑誌アカウントが現れた。


東京ニュース通信社さんのTVガイドPERSON、公式ツイッターである。


こちらをご覧いただきたい。


”100”
まごうことなき100レポート目である。

かつてこれほどまでのSNSレポートの長さが果たしてあっただろうか…
実際、よくみる紙面での特集が2~8ページあるときのSNS撮影レポートでアベレージ10ツイート、約1400字が妥当なところかと思う。


通常、雑誌広報手段として掲載中の数ページのためにするSNSレポという文化を、
”写真集広報にまで代入する思考”こそかつてない、まるでハイブリッドな領域ではないか!と感じ、記憶に残すべく今回記事に起こしました。*2


写真集の発売前、同出版元の週間TVガイドで掲載されていた当写真集販促のためのリミテッド連載、A.B.CheeeeeZ‼︎記事を読んだ時から、すでにTVガイドPERSONさんのテンションはいい意味で他の記者とは温度差を感じておりました。
事実説明なはずなのに好きの主観がじんわり染み込んでいるような、読み馴染みのある、まるでそう、ファンの文章。
そこから感じる気合と自信、彼らへの確信が並大抵じゃなかったのです。


実際、写真集内容自体もその確信と合点が行くほど、ファンが「あんなこといいなできたらいいな」のドラえもん夢物語的に想像したあれそれをゆうに超えてくる満足度でした。

そして、そんな当写真集が発売して早ひと月が経とうとしてもなおコンスタントにSNSレポートを”雑誌アカウント”にて発信するという、想像をはるかに超えたアクロバティック広報が繰り広げられている。現在進行形で繰り広げられちゃっている。

天才は石ころからも学ぶともいうように、TVガイドPERSONさんたちにかかれば写真集を作るというひとつ目的だけで、ネタが100以上でてくるんですよ!
さらに販促記事5,6記事を打って、
ポニーキャニオンさんまでついてアルバム特典の映像…
なんなら21日に開催された写真集発売記念イベント用の映像(テロップ付)
までつくったそうで…しかも5パターン!

A.B.C-Z、そしてそれを応援する私たちはなんて恵まれた環境にいるのだろうと感じることばかりです。この調子でいけば五大陸制覇も夢じゃないですよね。


話が逸れました。
なによりSNSレポートの文化が定着しだしてから発売されたジャニーズアイドルの写真集は例外なく存在するものの、
今回の過激なまでのアクロバティック広報に関してファン以外の他者の不平不満少なく、
成立している要因としては発刊誌がテレビ誌だったことじゃなかろうかと感じてもいます。


もしこれが定番のごとくドル誌発刊による写真集だったとして、ドル誌アカウントで行う販促レポートの量だとしたら、50を折り返したあたりで出版社でボヤ騒ぎが起こる気がしてならないからです。

閲覧者のほとんどすべてがジャニーズアイドルファンというわけでないので、100記事したためようと”ご贔屓”だと一重には捉えられないのではないか、というあくまでこれはわたしの推測ですが、このイレギュラーな自体が成立しているのは出版元もまた強みなのではないかということです。



今回この振り切りすぎたレポートを①から130までのすべてを時系列順に並べ、まとめました。

全ては時系列順に秘話だけを読みたいと思った自己満足ゆえの行動ですが、労力をわりかし使ったので、皆様にも共有する運びにしました。一介のファンとしてお力になれれば嬉しいです。
あっ、すこし注釈で遊んでいます

①~⑩

*3

*4

*5
*6



⑪~⑳

*7

*8

*9

*10

*11

*12

㉑~㉚

*13


*14


*15

*16

*17


ここから台湾編

*18

*19





㉛~㊵

*20

*21

*22



㊶~㊿

*23


ここでオリコンランキング冊数で騒然としたファンへの吉報


*24

*25

*26



そして囲み数字の先行きを不安視する中レポートはまだまだつづきます





51〜60

*27


三国志配役訂正*28



61〜70

*29




71〜80

*30

*31




81〜90

*32



91〜100

*33

*34

100記事記念




101〜110



        • -

ここでA.B.C-Zファースト写真集「五つ星」発売記念イベントの様子



        • -


*35

*36


感動(?)巨編



111〜120

*37




121〜130



*38

*39








写真集発売中に出たTVガイドPERSONの取材秘話も。








おわりに

TVガイドPERSONさん130にもわたる秘話*40本当にありがとうございました、そしてお疲れさまでした!
この秘話のおかげでまさか発売からもう一月以上経っているなんて!と思うくらい、この約ひとつき、「五つ星」の新たな形が日夜楽しめる、素敵な時間が体験できたと一介のファンは思っております。どれも作り手の努力がつまった貴重なお話たちでした。


きっとこの秘話を書いてくださったスタッフのみなさんへの感謝の勢いは、写真集をさらにお買い物することで還元するのが一番早い恩返しだなあと感じました。



A.B.C-Zファースト写真集「五つ星」発売記念イベントも、ファンの皆様のレポートにより諸々のお話を拝見いたしましたが、全5部すべてのレポートは今後12日発売のTVガイドPERSONで拝見できるとのことで、
最後の最後まで新しい情報を発信してくださるTVガイドPERSONさん、アフターケアまで抜かりない!
仕事人のやりきる力、愛情、痛感しております。

まだまだA.B.C-Zファースト写真集「五つ星」、楽しませていただきます!




気になった方はより秘話をたのしむために、ぜひ。
A.B.C-Zファースト写真集「五つ星」 <初回限定版> (TOKYO NEWS MOOK) A.B.C-Zファースト写真集「五つ星」<通常版> (TOKYO NEWS MOOK)

*1:某誌の脱ぎたてのTシャツ写真はかなりツボだったのだけど、あの件に関してはとても残念

*2:ナンバリングしてあるもので100ツイートを超え。単純計算しても約14,000字の特大ボリュームレポートである。ここまでくるとひとつの記事として対価が発生すべき領域だと思う

*3:東京住みながら何かあったときはリーガルホテル東京さんにお世話になろうと思いました

*4:以前のTVガイドさんでの連載で物議をかもした独断的マフィア設定

*5:メルシー感:ありがとう感、メルシーショット:ありがとうショット

*6:個人的な思い出にしようとしがち

*7:何に使うのか、個人的思い出②

*8:戸塚田①

*9:橋本くんの食事にかんするリアクション①

*10:個人的にお気に入りだったドキュメンタリーナレーション台本かのような冷静な推測「フリースタイルダンジョンごっこでしょうか。」

*11:橋本くんの食事にかんするリアクション②

*12:橋本くんの食事にかんするリアクション③ 橋本くんの世界には美味いランキングがないんだなあと感じます うまいものはみんな優勝

*13:これはサテンでは

*14:コンサートの興奮とも似て非なるものなのか、ホテル撮影中の様子がの文章を読むだけでテンションの高い戸塚くんがわかる面白さ、戸塚田②

*15:個人的に爆笑した会話。これは会話なのか「台湾って何がおいしいの?」「空心菜あるよ!」空芯菜トーーク①

*16:戸塚田③

*17:戸塚田④

*18:どうしてもCMが欲しい②

*19:もしかしてと感じつつも、事実に変わったツイート。蚊帳を再利用するフレキシブルなスタッフに感服

*20:学び:台湾の木はのぼりたくなる

*21:戸塚田⑤

*22:戸塚田⑥

*23:橋本くんの食事にかんするリアクション④

*24:台湾ではもうすでにボス設定がなじんできている、やたらとヨーロッパよりの国を推すスタッフ ここは台湾

*25:アイドルがオーダーされるものに関してボスなんていうのは序の口なんだと学ぶ 五関くん、ドラゴンを飼う

*26:インタビュー時にもそうですが、ちらちらと勉強家な言及をするスタッフさん

*27:以降の囲み数字が存在しないことをこの秘話にて知る。そもそも11以降の囲み数字があることさえ知らないでいました。

*28:疑うこともなかった五関くん配役をきちんと訂正するそのホスピタリティ

*29:空芯菜トーーク②

*30:確信に変わるファン二度目の対面、青T 正直に部屋着を着てくる素直さ、戸塚くんありがとう 部屋着とともにその心変わらないでいて欲しいものです

*31:だそうです そういう問題じゃない(圧倒的平和)

*32:橋本くんの食事にかんするリアクション⑤

*33:戸塚ん(かわいい)

*34:うるさいよと言いつつその輪にはいって戸塚くんと乾杯を交わしたかった河合くん 愛おしい そしてどんだけみなさん盛り上がったんだとおもうと環境を思ってファンまで幸せでしょうがない

*35:個人的にトップオブ秘話でした。これはもうすいません、個人的にです

*36:呼び込んでいたのは塚田くんの方だった

*37:個人的に一番大好きな写真でした 肖像権の厳しさを躍動感そのままに体感できえる、陰!また新たな扉を開いたTVガイドPERSONさん、、 塚田くんが見える

*38:橋本くんの食事にかんするリアクション⑥

*39:橋本くんの食事にかんするリアクション⑦

*40:本誌記事秘話やイベントを含めるとそれ以上ですね!

V6ファンのみなさまにこそCan't Get Enough同日発売のABC座を薦めたい話

時は少し遡り2017年2月14日。バレンタインデー当日。
A.B.C-Zが座長を務める舞台、ABC座2016 株式会社応援屋!!~OH&YEAH!!~(以下応援屋)の映像化の発売が3/15に決定しました。
http://abcz.ponycanyon.co.jp/disc/bd/18.htmlabcz.ponycanyon.co.jp

どれだけこのときを待ち望んだことだろう!


今回なぜA.B.C-Zの、ハードルの高そうな舞台DVDをV6ファンのみなさまにオススメしたいのか。

実のところ約1年ぶりのV6新譜「Can't Get Enough」と同日発売だから
という理由以上に楽曲にこだわりのあるV6ファンの方にだからこそ、薦めたい点があるのです。

本作は、V6の革命家、みんな大好き!
ご存知 西寺郷太氏(以下郷太さん)が、
劇中歌、BGMと音楽のすべて、なんなら脚本までも担当している作品なのです。*1



応援屋は郷太さんの書き下ろした新曲が11曲も詰まった、
郷太さん楽曲のカタログミュージカルといっても過言ではないのです!*2

V6ファンの方もタレントさん目当てとしてでなく、作品として十二分に楽しめるすこし風変わりなジャニーズ舞台、という意です。*3


どこをとっても西寺郷太さんのジャニーズというブランドへのリスペクトがつまったこの応援屋。
トンチキなワードにトンチキな現象が、メロディや歌詞、はたまた台詞に四方八方爆散している珠玉のジャニーズエンターテインメント!
今現在(2017年3月)この世に残る上で一番ホットなジャニーズ舞台が、形になろうとしているのです!
その、ホットなエンターテインメントを話のわかるV6ファンのみなさんに聞いて欲しい、そんな旨でのブログです。前振りが長くなりすみません。



さて応援屋、あらすじが気になるかたはどうぞ以下ご拝読ください…
とURLを添付したかったのに、恐ろしいことにどこっにも詳細が載っておらずだったので、情報局メールを引用し、登場人物紹介だけ貼っておきます。
さてはファン以外に売る気ないな?!郷太さんのネームバリューを無駄にしてはいけないだろう!しっかりしてくれ!

ーーー今回のABC座のテーマは「応援」。
橋本良亮はクールな敏腕ブロガーでありプロデューサー(いしけん)、
河合郁人は毒舌の元予備校講師(修也)、
戸塚祥太は10年間同じコンビニで働き高校野球に命を燃やす男(ジョー)、
五関晃一はコンピュータと対局し敗北した事実を引きずる将棋士(桂馬)、
塚田僚一は五関演じる棋士の元将棋仲間で今は挫折し引きこもりの御曹司(くりくり)を演じています。
全ての悩める人、くじけそうな人を応援する「株式会社 応援屋」を中心に様々な人間ドラマが交差していく、今回のABC座からも目が離せません!

私の言葉で申し訳ないのですが、ざっく〜りあらすじを説明すると、
いしけんが過去に作った人の不幸をお金にする会社(デジタルコープス)VSいしけんが新しく作った人の幸せをお金にする会社(株式会社応援屋)、その代理戦争が将棋にて今行われようとしている。その中で渦巻く人間関係。はたしていしけんは過去の自分に勝つことができるのかーー?
という感じかと。

以下曲目も記載しておきます。

☆一幕
マーチングバンド
OH&YEAH!!/A.B.C-Z
ビニ傘 to Real Love(BGM)
腐れ縁・イン・ザ・レイン/修也、ジョー
将棋 BANG! #1/桂馬、くりくり、A.B.C-Z
人の心はマスマティックス?/いしけん、くりくり、桂馬
We're DIGITAL BOYS/デジタルボーイズ
シンドイシンドイシンドバット/シンドバッズ
Waiting for you/いしけん、A.B.C-Z
Change Your Mind/いしけん、修也、ジョー、くりくり、桂馬
☆ 二幕
One More Kiss/A.B.C-Z
The Same Birthday/裕美子
サポーターズ #INTERLUDE/いしけん
桂馬のジレンマ/桂馬
人の不幸をクリック、クリック、クリック/デジタルコープスの皆さん
将棋 BANG! #2/桂馬、デジタルボーイズ
Delicious/桂馬、A.B.C-Z
The Same Birthday/裕美子
Change Your Mind Ⅱ/応援屋の皆さん
サポーターズ/応援屋の皆さん
★ショータイム
Take a "5"Train
Shower Gate
Fantastic Ride
Moonlight Walker
サポーターズ〜ABC〜サポーターズ



こうも長々と説明しておいてV6ファンのみなさんに薦めたいのは、実は演目の内容じゃない、タレントの役柄でもない。そこじゃない。
なにより台詞、曲目に散りばめられた郷太さんの生み出したトンチキのかけらを少しでいい、知って欲しいのです。

思い出は記憶の中、ニュアンス違いはあるかもしれませんが、それらを6つピックアップしました。お付き合いいただけるとうれしいです。
(以下ネタバレにはなりますが、読んだところでまるでわからないと思うので安心してください。)



#1劇中歌 「将棋BANG!」より
「将棋盤DO IT」
「天才少年集結千駄ヶ谷

ーーDO IT=将棋、をするんです。千駄ヶ谷で。そう、天才少年達が。
訳はわかるようでその羅列とラップ節なのがまた、すこし様子が変な理由。しかし語感はよく、耳に入ると焼きついてしまい離れないワード達。
ちなみに千駄ヶ谷将棋会館のある東京都の実際の地名。



#2橋本くん演じるいしけんの名刺を見た戸塚くん演じるジョーとの会話の一部より
「かっこいい名刺ですね!」
「ダサいのは狙いです」

ーージャニーズ事務所の絶妙な”ダサさ”が万人ウケのイズムを生むというジャニーズエンターテインメントの縮図がここには存在するのでは?という郷太さんのニクい言葉遊び。にしても非情な言葉のドッヂボール。



#3塚田くん演じるくりくりが戸塚くん演じるジョーにむけて言う台詞
「マッスルパラダイス」

ーーー腕を鍛える定番ストレッチマシン、ペクトラルフライをメインに、筋肉を鍛える行為の総称…だと思う。
上裸男2人が筋トレをするだけのシーン。このシーン全体をファンは総称してマッスルパラダイスとも呼んでいた。ちなみにマッスルパラダイスの概念にきちんとした説明は観てもつけられない。マッスルパラダイスの解釈はその人に委ねられ、概念にとらわれないからである。蛇足情報としては戸塚くんの”今日のアンダーウェア”が拝めるサービスシーンとしても人気が高かった。



#4劇中歌「Delisious」より
「Deliciousな愛が欲しくて君を探すよ」「媚薬に溺れて神々とのPlay」

ーー目玉シーンの曲。
20th century「DANICNG MACHINE」二番Bメロ「INSTANTな愛憎じゃない」や、
POISON PEACHPEACH SARCH  探してた」「君を食べちゃいたい」「君を味わいたい」
が想起され、まごうことなき(ポップチューンを叩き込んだ)郷太さんのつくるジャニーズ楽曲なんだと実感した一節。食と愛や恋を擦り合わせるとなんでこうも奥行きが出るんだろうか、ズルい!生理欲求のファンファーレ。

そもそもDeliciousな愛とはなんぞや。
わかるようでいてやっぱりまるでわからない。読んでくださっている方も勿論わからんでしょうが、これ、前後間を理解して見ても実はもう全くわからない。それくらい突飛な、どこからでてきたんだというDelicious。
ただこの強烈なワードチョイスで以って場がまるで成立しているのだからさすがジャニーズ舞台なのだなと実感する。
理屈ぬきに絶対に忘れない絶妙な言葉選び。キョーレツ。ツーカイ。

さらに媚薬に溺れて神々とplay、この一節でさらなる脳天直下の雷がオーディエンスをおそう。目玉シーンのキーパーソン、五関くん演じる桂馬は神(しかも複数)と寝た男だと、Deliciousという歌がそう唱えるのである。っていうか自分で歌っちゃってる。凡人が持ち合わせていない尺度での話で、やっぱりさっぱりすっかり意味はわからないのだけど、なにやら圧倒的にスケールの違う次元の人間らしいことだけはわかる。



#5劇中歌、ショータイム「サポーターズ」より
「君をサポートしたい どんなに辛い夜も
涙が枯れ果てたとしても 1人じゃない忘れないで 僕も君に救われたんだよ だから遠慮なんていらないのさ」

ーーA.B.C-Zにおけるど直球なV6「ミュージック・ライフ」のそれである。ABC座ラストを飾る曲でいて頭サビの詞。
君が信じてくれたから、全身に傷負っても、奏で続けられるというソレなのである。ただ、そこにオシャレな形容は実装されていない。愚直で泥っぽくガムシャラな、彼らの丸裸なミュージック・ライフである。これがA.B.C-Zのグループカラーともとれる。



#6劇中歌「サポーターズ」〜少年隊「ABC」より
「ABCからのZ!全力!」「ABCからの全身全霊!」

ーー上記で話したサポーターズの途中で少年隊の名曲「ABC」が入り込む。突然のABC、そしてまたその歌詞のアレンジのクセがすごい。原曲を聴いたことある方はわかるだろうか。サビ「A!B!C!アルファベットラブ」が 、「A! B! C!からのZ!全力!」というまるで聴いたことないABCとして生まれおちる。
根本、リズムがちがう。ただ一清さん(演出)が許してくれたんだから、これで良いらしい。A.B.C-Zの歌うABCは、これがいい。むしろこれでいてくれないといやだ。
そもそも恋のABCはCまでて事足るんじゃないのか。Zまでくるとどこまで進んじゃうっていうの…
答えはそう、”アイドルをサポートし、サポートされる”関係こそZの域なのでした。




印象強いパワーワードの数々、郷太さんの言葉の持つ強さに骨抜きにされているなと羅列したところで改めて自分も気づかされました。

少年隊要素を含めばOne More Kissは元々郷太さんが少年隊のために作った未発表曲なうえ、セイヤ!セイヤ!の合いの手がまたなんとも愛おしかったり。(なんならV6ファンに馴染み深いコンビのもう一人、corin.さんが編曲を手がけています。あの、にしこりコンビです。もう…嫌いなわけないよね…)
Waiting for you はそれこそ少年隊「君だけに」のようなニュアンスでいますし、
雨に唄えば」のインスパイア曲、腐れ縁イン・ザ・レイン、、
あげるときりがないくらいそれはそれは楽曲の宝庫でした。
台詞に関しても、頭を殴られたようにクラクラする言葉が星の数ほどあるのだけれど、話すときりがないので、割愛します。



応援屋は、郷太さんの作品を知る方、ジャニーズ楽曲を聴く方、ジャニーズのトンチキが大好物な方などなど、そのみなさんに間違いなく”Deliciousな愛”をお届けできる。と私は思っております。
みなさん、こんなところにも素敵な娯楽がありましたよ!



とはいえ、すべてを強いることはできません。あとはみなさまの好奇心次第!
そもそも、好きなアイドルが歌うからこそ付加価値を見出す方もいらっしゃいます。ただ、同じブレインの音楽やエンターテイメントに、好きなアイドルを見出し解釈を広げる楽しみ方、またA.B.C-Zが気になっているV6ファンの方にはこんなとっておきな機会、めったにないなと思いお話しさせていただいた次第です。


少しでも興味が湧くきっかけになれば、とても嬉しいです。






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*1:昨年1月公演の郷太さん音楽、一清氏脚本の舞台「JAM TOWN」 を観劇して感動したA.B.C-Z戸塚くん、河合くんがこんな舞台をやりたい!と直談判したことで決定したのがこの応援屋でした。表題曲OH&YEAH!に関してはもはやJAMTOWN表題曲の横浜ジャムタウン。郷太さんのセルフオマージュなのかなとも、とれます。

*2:というとA.B.C-Zファン、怒るかな。怒るよね。 しかし何を隠そうA.B.C-Zファンが書いています。V6ファンの皆さんに向けてこういう言いまわしをすることをどうか今回大目に見てください。ちなみに今回の応援屋があって、A.B.C-Zは最も郷太さんに曲数を提供してもらったジャニーズグループになった。(17年TVジョンcolors3月号)

*3:このABC座はジャニー喜多川氏のお名前がついになくなった、その元年でもありました。つまりはこれもTTTとも違うジャニーズ舞台新境地。 今回時空は超えないし宇宙を語らないし血縁関係じゃないしはたまた本人役でもない。(ABC座12,15年、summary2012、ABC座12年、ABC座13年14年再演) しかしそれでいてジャニーズ事務所伝統(?)のトンチキは脚本音楽担当の郷太さん、演出担当の錦織一清氏によって確かに息づいている立派なジャニーズ舞台なので安心してほしい。